2019年度のZEH住宅についての報告です。
自然回帰の家 千葉工務店はZEHビルダーとなっています。
ZEHとは Zero Energy House のことです。
エネルギーがゼロの家という意味です。
家を新築して住み始めると冷房・暖房・照明を使うことでエネルギーを消費します。
この時、エネルギーの消費を抑えて、なおかつ太陽光発電などによってその家で創られたエネルギーも加味して、トータルでエネルギー消費がゼロの家がZEH住宅です。
自然素材・国産の無垢材で家を作り、化学物質を使わないようにする自然回帰の家ですが
一方ではエネルギーの削減についても取り組みを続けています。
その中の一つがZEHです。
2019年度は新築の住宅を5棟、大規模のリフォームを2棟の実績です。
この中でZEHは無しという残念な結果となりました。

ZEHの実績はまだまだ少ないですが自然素材・国産無垢材・化学物質の排除はつらい抜いてきた姿勢です。今後も忘れない家づくりの姿勢です。
冷房・暖房のための消費エネルギーを抑えるには、家の高断熱化と機器の効率化が必要となります。
そのためには効率の良い断熱材の利用を思いつきます。
ところがこの断熱材、化学物質そのものなのです。
また、太陽光パネルを屋根にたくさん乗せて作り出すエネルギーを多くすれば結果的にZEHにはなります。
千葉工務店では単純な発想ではなく、障子で窓の断熱を強化、風通しを考えたり、左官材や無垢板による調湿、軒の出による遮熱といった、家の骨格と呼べる部分に工夫を凝らしてZEHを目指します。
2020年度もこの事業の申請を進めているところです。
2020年度のZEHの目標棟数は、新築と改修を合計した棟数の53%です。